「みんな違ってみんないい」
「世界にひとつだけの花」
人がみんな違うことを表現されているものは、探せばたくさんあると思います。
そして、頭では理解されているし、当然のこととして認識されていると思います。
でも。
本当に理解している状態というのは、腑に落ちて行動に移せる状態だと私は思っています。(誠タイプっぽいな。笑)
というのも、私なりに心理学・スピリチュアル・コーチング・NLP・自己肯定感を高めることなど色々な勉強をしてきて、実践しようとしたときに出来ない場面があり、どうして出来ないんだ~ってずっと思っていました。(嫌になるほど誠タイプ。)
出来ない事が出来るようになったのは、意識して実践して、何かしらの体感をして「本当にそうなんだ!」って納得して、さらにそれを継続することで、意識しなくても行動出来るようになるのだと、自分の行動を振り返ったときに私は納得しました。
要は体感して納得することです。
実際には、納得していても出来ないこともあります。それは、自分の【ありかた】に関わっていることなので、また別の機会に書いていこうと思います。
人がみんな違う
この当たり前のことを、納得していくために必要な知識がこの「行動コミュニケーション学」です。そして、体感を得るためには是非、実践してみて下さい。
ご自身と周りの方のタイプを知り、違いを認め合い、自分と相手のすごさを尊重してみて下さい。
本当に違うと体感でき、納得できると思います。
違いを認め合うために知っておいてもらいたいことをシリーズで綴っています。
(書くことがたくさんありすぎて、シリーズになってしまいました。)
今回もこの続きになります。
なぜ違いを認め合う必要があるのかはこちらの記事から
人間関係は自己肯定感だけではうまくいかない⁈
前回は各タイプの言葉の認識の違いを具体的に紹介しました。
今回は各タイプの無意識で感じてしまうネガティブな感情を紹介していきます。
無意識で感じてしまうネガティブな感情
無意識で起こるすれ違い
繰り返しになりますが、脳の使い方で人によって思考が異なります。
・やってみればわかる
・事前に計画を立てる
・なぜやるのかが分かればいい
・論理、実践、成果に確信を持ちたい
これだけでもすれ違いが起こると思いませんか?
具体的に思考が違うことを知らないので、無意識でお互いの思考を押し付け合います。
「やる前に相談してって言うけど、やらなきゃ分からない。」
「事前の計画が大切なのに、考えて行動してる?」
「色々話すけど、結局なぜやるのか分からないし、心に響かない。」
「ちゃんと分かるように話して欲しい。」
自分の思考と相手の思考が違うため、同じ目標に向かっているのに、それぞれが違う方向に向かっているように感じてしまい、結果的に分かり合えずにすれ違っていきます。
悲しいですよね。。。
その悲しいすれ違いを少しでも減らしていくためにも、相手ではなく、まずは自分の思考を知っておく事が大切です。
自分を知ることが先なのには理由があります。
人のことはよくみえます。
でも、自分のことはみえないことが多いですよね。
自分を知らないというのは、相手にどんな言動をしていて、どう感じられているのかを知らないことになります。
人と比較することでも、欠けている所をなんとかしろ!ということではありません。
人が感じている自分も自分なんだ、と受け入れることが大切なんです。
それを受け入れることで、この自分で何が出来るのかを考えることが重要なので、否定することでも、そう感じないようにしなければいけないことでもありません。
どんな自分も受け入れること。
耳が痛い方もいるかもしれませんが、受け取れるところから少しずつ受け取るようにしてみて下さい。
自己肯定感も高められますよ☆
勇タイプの感じやすいネガティブな感情
成功するために、まず行動!できないのは行動してないから!
ガンガン行こう!
勇タイプのベースの思考は「What」つまり行動です。
なので、行動しているかを無意識で判断して相手をみていきます。
段取り、段取りとうるさいな!
理屈より行動しなさい!
まわりくどいな~!
勇タイプはやりたいことがあり、少しでも可能性があればまず行動します。
そして、トライ&エラーで何度も挑戦します。やり続ければ上手くいくはずという信念で、何度も挑戦し、コツを掴み上達していくうちにはじめよりも高い目標をクリアしていきます。
そんな勇タイプにとって計画をきっちりと立てることや、なぜやるのかという明確なビジョン、何をどのようになぜやるのかというストーリーは必要ないと感じ、自分の情熱のあることを行動したいと考えています。
そして、周りに理解されていないと感じると
皆がついてきてくれると思って、後ろを振り向くと誰もついてきていない…
我が道を行く!
その場からいなくなってしまいます。
誠タイプの感じやすいネガティブな感情
効率よく最短で価値あることが仕事
確実に成果を取りに行こう!
誠タイプのベースの思考は「How」つまり計画です。
なので、達成するために必要なことを計画してやっているかを、無意識で判断して相手をみていきます。
計画して行動しなさいよ!
気合いだけでは成果は出ないから!
計画が甘いんだよ!
誠タイプは目標を立て、どうやったら実現し、達成するかの計画を立てます。
その計画は目標からの逆算で立てていき、計画に沿って粛々と実行していきます。そして、達成が難しそうだと判断したら、実現可能な目標に途中で切り替え、必ず達成していきます。
そんな誠タイプにとって計画なしに行動することや、なぜやるかの理由だけでやり方(How)が分からない言動、コロコロ変更する計画は必要ないと感じ、自分が立てた計画通りに行動したいと考えています。
そして、周りに理解されていないと感じると
任せるより結局一人でやった方が確実で早い!
一人でやる!
一人でハイスペックになっていき、そばに誰もいなくなります。
義タイプの感じやすいネガティブな感情
成果を上げるためには皆のエネルギーを高めることが必要
達成に向けて頑張ろう!
義タイプのベースの思考は「Why」つまり目的です。
なので、目的をもっているかを無意識で判断して相手をみていきます。
目的分かっているのかなぁ?
方法論よりまずは行動しよう!
真剣さが足りないんだよ!
義タイプはなんのためにやるのかのビジョンがみえ、自分が納得すると行動します。
そして、ゴールビジョンの様子を話し、ゴールはみえてもどうすればよいか分からないため、一歩一歩地道に行動していきます。
そんな義タイプにとって目的が無いように感じる行動や、綿密な計画や方法論、義タイプにとっての一体感を感じないことは必要ないと感じ、自分の目的に向けて一貫した行動したいと考えています。
そして、周りに理解されていないと感じると
皆に理解されないから、理解されるために
一人でやる!
批判してしまい共感してもらえなくなり人から離れてしまいます。
礼タイプの感じやすいネガティブな感情
皆が気持ち良く一体感や楽しくなること、成長と結果を求めることが大切
皆で一緒に作り上げよう!
礼タイプのベースの思考は「What-How-Why」つまりストーリーです。
なので、何を・どのように・なぜするのかを確信持ってやっているか、そして関係性も大切にしているかを無意識で判断して相手をみていきます。
自分が言った通りに行動すればいいのにね!
一体感を乱して、自分勝手だよね!
聞いてないよね。分かってないよね!
礼タイプは勉強したり、これまで実践してきた方法を体系化し、うまくいく確信が持てるまで試行錯誤します。What(過去:何を)-How(現在:どのように)-Why(未来:なぜ)の一貫したストーリーが描けるまで立ち止まって考え、確信が持てるとプロセスを確認しながら実践していきます。
そんな礼タイプにとって自分の言った(教えた)ことではない行動や、それぞれがバラバラに仕事をすること、目的だけに聞こえる話は必要ないと感じ、自分が確信した行動を確認しながら、関係性を大切にしたいと考えています。
そして、周りに理解されていないと感じると
喜びがなくなって憂鬱になり疲れて
一人で忙しそうに行動する
人の中で心にシャッターを降ろし、話せる人が誰もいなくなります。
違いを認め合う難しさ
いかがでしたか?
脳の使い方で、こんな風にそれぞれ感じやすいんです。
私は、この違いを知ってから相手の思考を考えながら実践していたのですが、意識できないとこのネガティブな感情が湧き出てきて、相手を責めることをしていました。
最初から違いがあることを知ってれば、生物学的な違いなので、男女の違いのように責め合うことはないと思います。
自分の無意識にあることまで知らないからこそ、自分の言動を当たり前に感じ、相手も同じと思い込んでしまっていました。
ここで解説している思考は変わりません。
なので、しつこいのですが、自分がどのような自動思考を持っているのかを知ることが大切です。
そのままの自分で、何ができるかを考えていけるからです。
自分のすごさを認め、相手のすごさも認められるように、自己肯定感を高め、自分を受け入れ、自己確立していく事が大切になります。
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