お互いの違いを認め合うために②~各タイプの特徴~

行動コミュニケーション学

人間関係は自己肯定感だけではなく
自分と他者との違いを明確に理解しておくことが必要で
前回からお互いの違いがどうして違うのかを書いています。

人間関係は自己肯定感だけではうまくいかない⁈

お互いの違いを認め合うために①

今回もこの続きになります。

 

 

さて、ご自分のタイプは分かりましたか?

前回の記事を読まれていない方のために
チェック方法をご紹介しますね。

まずはあなたの脳タイプをチェックしていきましょう!
チェックは簡単です。

①指組みをする。(恋人繋ぎのように指組みをします)
 重なった親指の下になるのは左右どちらですか?
②腕組みをする。
 重なった腕の下側になる腕は左右どちらですか?
画像でご自身のタイプを確認して下さいね!

 

前回はインプットとアウトプットの脳の使い方から分かる違いをお伝えしました。
今回の記事はさらに細かく、各タイプの特徴を書いていこうと思います。

各タイプの特徴

各タイプの特徴を解説する前に4タイプに分ける意味について書いておきます。

まず前提として4タイプに優劣はありません。

それぞれに違いがあることを知ることに意味があります。
どう違うのかを明確に具体的に知ることで、相手に伝わるコミュニケーションが取れるようになります。

そして自分とは違う相手のすごさを認め、事実として受け入れる必要があります。
相手の価値観・思考が自分とは違うこと、そしてそれは先天的なもので、極端に言えば分かり合えることでもなく、もっと言えばその必要もありません。

ただ、お互いの違いを尊重することが大切です。

4タイプに分けることが目的なのではなく、違いを知り、受け入れるため、違いを明確にし、体系化するために4タイプに分けています。

このことを踏まえ、各タイプの特徴を読んでいってくださいね。

猪突猛進・情熱的 勇氣をもって飛び込む 勇タイプ

✻指組みの下になる親指が左親指、腕組みで下になる腕が右腕
(左脳・理論でインプット・右脳・イメージでアウトプット)

勇タイプの由来は「勇猛果敢に行動する」猪突猛進な性格からです。

突発的なアクシデントに強く目の前の困難に果敢に取り組むことができます。
これまでやったことがなくても、自分がやりたいと思ったら勇猛果敢に挑戦していきます。
挑戦や行動の中で成長していくことに喜びを感じます。

コミュニケーションは
・互いの考えを共有する為に双方向に話したり質問したりする
・擬音語などポジティブで抽象的な言葉を多用し、チームに勢いと活気を与える
・相手のベストを引き出す為に積極的な行動を促す

勇タイプは、行動に移すタイミングが本当に早い特性があります。
「やってみれば分かる」と考えるので、その行動を遮られたり、他人に決められたことを強要されるのは勇タイプにとっては苦手なことです。
ポジティブな言葉を掛けてもらえるとモチベーションが湧き、誰よりも早く行動に移していきます。

行動力やチャレンジする姿勢、積極的な姿勢を尊重することで勇タイプ本来の突破力が発揮されます。

有言実行・計画的 言ったことを成す 誠タイプ

✻指組みの下になる親指が左親指、腕組みで下になる腕が左腕
(左脳・理論でインプット・左脳・理論でアウトプット)

誠タイプの由来は「言ったことを成す」言行一致の性格からです。

自分のルールやこだわりを持ち、効率的な方法を模索しながら、正確に仕事をこなしていきます。
言ったことを達成する、つまり言行一致の性格です。
達成までの道筋を計画してから実行するので、周りからの信頼を得られます。

コミュニケーションは
・事実を正確に知る為に質問や説明をする
・達成するために必要な手順や数値目標の把握をする
・コンサルタントのように正確に内容を理解しようとする

誠タイプは、前もって計画を立てる特性があります。
ただ、計画、つまり順序ややり方を決めて行動するのは普通なので、本人が氣付いていない事が多いです。

自分で決めた順序ややり方を他の人に邪魔されることが苦手です。
自分で納得して約束し、約束したことや決めたことは主体的にやり抜きます。

計画化の能力を評価したり、達成のために全力を出す姿勢を尊敬することで誠タイプ本来の問題解決力が発揮されます。

初志貫徹・天才肌 忠義を尽くす 義タイプ

✻指組みの下になる親指が右親指、腕組みで下になる腕が右腕
(右脳・イメージでインプット・右脳・イメージでアウトプット)

義タイプの由来は「正義感」を持ったこだわりの強い性格からです。

不道徳を嫌い、人のため社会のために、理想に向かって一貫した行動をとり続けます。
義を重んじます。
自分の志から一貫した思いをもって行動し、人として正しいことをしているかを価値観の根底に置いて考えます。

コミュニケーションするときは
・全体の雰囲気が良くなるよう、円滑なやりとりを促進する
・うまく場になじめていない人に対して特に積極的に声をかける
・ひとりひとりが気付きを得られるよう場をリードする

義タイプは、こだわりが強い特性があります。普段は温厚ですが、自分のこだわりや正義感に背く行動を取る人や、自分の尊厳を傷つけるような人が苦手です。
皆のモチベーションを上げることをしたいと思っているので、自分の意見を主張するよりもみんなの意見を尊重したいと考えています。

言動に共感されることで信頼を感じるので、そのような環境で義タイプの本来の力が発揮されます。

 

天真爛漫・献身的 礼節を重んじる 礼タイプ

✻指組みの下になる親指が右親指、腕組みで下になる腕が左腕
(右脳・イメージでインプット・左脳・理論でアウトプット)

礼タイプの由来は人との関係を大事にする「礼節を重視する」性格からです。

 

人に貢献できるよう成長し、互いに尊敬し合える人との深いつながりを築くことに注力します。
礼節を持って関係を築くことを大切にしています。
相手に尽くすことで強くて深いつながりを築き、一体感のある人間関係に喜びを感じます。

コミュニケーションするときは
・相手をよく知るために、特に過去について多くの質問をする
・教えることが得意で、相手のためになることを話す
・規則正しく関係を築こうとする

礼タイプは、話が長くなる特性があります。
ものごとをストーリーで捉え、一つの物語としての繋がりを考えながら話していきます。最終的な目標とそこに至るまでのステップが地続きでみえないことや興味が無いことをやらされることは苦手です。
相手のために自分ができることなら何でもしたいと思っているため、役に立っていないと感じることはこの思考の人にとっては非常につらい事です。

人から感謝されることで役に立っている実感が得られると、相手のためにもっと尽くしたいという礼タイプ本来の力が発揮されます。

生物学的にみる言葉の認識

サイモン・シネック氏のゴールデンサークル

サイモン・シネック氏がTED talkで話された「優れたリーダーはどうやって行動を促すか」はご存じでしょうか?

その中に出てくる【ゴールデンサークル】があります。
この脳の認識の仕方で、各タイプの特徴が分かれています。

 

Whatで認識するタイプ(勇)
Howで認識するタイプ(誠)
Whyで認識するタイプ(義)
What-How-Whyすべてで認識するタイプ(礼)

これは生まれ持ったものなので、無意識です。
この違いがはっきりと分かるトレーニングがあるのですが、それをやると本当に違う!と体感できます。

この違いは変えられません。

私は思いっきりHowで話します。
このトレーニングをして、この学びを続けることで、それを自覚することができました。
おそらくこのブログの書き方もHowで書いていると思います。

どうしたらいい?
なぜそうなるの?

理由やエビデンス、説明を書きたいのでそうなってしまいます。

認識の違いでおこること

この認識の違いで言葉の捉え方がそれぞれ異なり、結果的にすれ違いが起こり、人間関係が上手くいかないということになってしまいます。

「大丈夫」
「任せたよ」

その言葉の裏にある無意識で思っていることが、タイプによって異なり、同じ言葉でも行動が変わってきます。

私はここまで深く考えたことがなかったので、この違いを初めて聞いたときには、自分のイライラした原因が分かり、本当にスッキリしました。

 
どう違うのか、氣になりますよね?笑
 
次回、少しですが違いをご紹介したいと思います。

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